リノベーション 施主様インタビュー 【後編】
インタビュー後半編。(前編は1つ前の記事をチェック)
Q4.リフォームをされてから2年程経過した今、感じること
日々断熱材と二重窓の素晴らしさに感動しています。家の中の温度が安定しており、こんなに違うのかと思うことがよくあります。
それから人感センサーのライティングを勧めてもらったことも感謝しています。毎日誰もが必ず通る、街の交差点のようなスポットにセンサーを勧めてもらって、日々のスイッチの点け消しをする動作が削減されてることがとてもありがたく感じます。
気になる点は、窓の位置と大きさが計算しきれていなかったことです。できる限りイメージを膨らませていたつもりでしたが、自分で甘かったと反省しています。
Q5.お気に入りの空間は?
ダイニング東側の椅子です。リビングやキッチン全体を見渡すことができますし、Artek / Domus Chairがお気に入りの家具のひとつなので、気に入っています。飲み物もリモコンも、耳かきもお香もすぐに手に届く、オープンな執務室であり、大切なコージーコーナーとなっています。
Q6.お家時間の過ごし方は?
秋冬の夜には薪ストーブを焚くことをとても楽しみにしています。エアコンやこたつとは違った暖かさがあり、身体的にも精神的にも癒されます。薪ストーブを焚いた部屋で電気を暗くして、薪が爆ぜる音を少し遠くに聞きながら映画をみるのは最高です。
Q7.次に考えられているリフォーム、ありますか?
リビングの東側壁面を一面鏡張りにしたいです。仕様は迷っていますが、これから少しずつ計画できれば、、と企んでいます。
リフォームとは違いますが、経年劣化を含め、汚れていくことを楽しみたいです。まだまだ綺麗すぎるところがあるので、家と共に老いることを歓べるように暮らしていきたいです。人も家も健康寿命が大切だと思うので、手入れは怠らず、共に長生きできればと思います。
=====あとがき=====
「自分にとって家に求める最優先事項はなんなのかを突き詰めること」
家づくりを始める際に非常に大切な事の1つだと、思います。流行に捉われすぎない、自分にとって、家族にとって、1番の最優先したいことはなにか、なにを叶えたいか。
考える、の先にある「突き詰める」と表現されたO様にとても感銘を受けました。
ノートに書き起こすもよし、スマホのメモ機能を使うでもよし。絶対に叶えたいことを詰め込みすぎず、整理しながら紐解いていく作業。この作業をするかしないかで、満足度が大きく変わるのでは、と思います。
この作業の時間軸は人それぞれ。じっくり考えるもよし直感でいくもよし。
1番心地よいと感じる時間の中で、ぜひ「突き詰めて整理する」をしていただきたいなと、思います。
個人的には綺麗すぎるお家が私も苦手なこともあり(緊張してしまう)
経年劣化を含め、汚れていくことを楽しみたいとおっしゃっていたO様の言葉は本当に刺さりました。これからもご家族の皆様がお家で過ごしながら、お家と共に時を刻んでいく、そう思うと嬉しくてたまりません。
この度は弊社にリノベーションをお任せいただきありがとうございました。
引き続き末長くお付き合いできたら幸いです。
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