注文住宅
INSPECTION
施工と検査
お客さまとデザインしたお家をしっかりとカタチにするために、
1つずつ丁寧に工程を踏みながら進めていきます。
施工
雨や湿気の多い日本の風土にあった伝統的な「木造軸組工法」を採用しています。
デザインの自由度も比較的高く、お客さまのご要望の実現にも適しています。
- 木造軸組工法
- 木造軸組工法(在来工法)は日本に伝わる伝統的な工法で、柱、梁と呼ばれる材料で組み上げていく事が基本となります。基礎に土台をのせて柱を立て、梁などの水平な材を渡して骨組みをつくり、壁には筋交いという斜めの材を入れて補強するなど、木材の組み合わせで建物を支える構造です。 この工法の長所は、柱の位置や長さを自由に設定できるため、デザインや間取りの自由度が高いこと。筋交いの入った壁以外なら、窓やドアなど開口部を自由に設けることもできます。
着工〜基礎工事
基礎の立ち上がりだけでなく、低板一面が鉄筋コンクリートになっている「ベタ基礎」の採用が増えています。地面との接地面積が広く、面で支えるため、家の重量を分散し不同沈下を起こしにくい、地震など地面からのねじれの力にも強い、地面からの湿気とシロアリの侵入を防ぐ、などといった特徴があります。
土台〜上棟
基礎工事が完了したコンクリートの上に、床下換気のための基礎パッキンを敷き、土台となる木材を並べていきます。地面から1mの高さまでは、防蟻処理も施します。
外装・内装工事
雨水などが染み込まないよう防水シートを施し、通気層確保のための、胴縁施工を行います。その後、外壁材(サイディング等)を施工していきます。外部に面する箇所すべてに隙間なく断熱材を敷き詰め、機密性を高めます。床には床暖房を接地した上に、フローリングを貼っていきます。その後、壁面に石膏ボード、壁紙を貼って仕上げます。
外構〜完成
外構プランに応じて、アプローチにブロックを積んだり、タイルを敷いていきます。ポストや表札も設置されます。最後に植栽を植えて工事は完了です。
検査
建物の品質ために、合計6回の検査を実施しております。
施工途中は第三者の検査機関を設けて、建物の品質管理に努めています。
基礎・配筋検査
配筋検査とは、鉄筋コンクリート造りの基礎配筋のことで、図面通りに数量・種別・寸法が正しく施工されているか設計管理者がチェックすることをいいます。
中間検査
安全な建物の実現と質の向上を図るために設けられたもので、建築基準法に基づくものです。建築物を新築する際の中間工程のことを「特定工程」といい、特定工程が終了した時点での検査が義務付けられています。中間検査に合格しなければ次の工程に進むことができません。
お客様立会い検査
建築工事中、当社では行政や保証期間の調査工程がいくつもございますが、お客様にも現地にてお立会い検査をお願いしております。
図面通りに進んでいるか等、実際に確認いただきながら細かな箇所の打合せを行います。
完了検査
建築確認申請によって図面上、法令を遵守した建物が、申請通りに施工されているかを確認する検査。この検査に合格しなければ、原則として建物を使用することができません。
社内検査
行政や保証機関が行う検査の他に、当社独自の検査体制を設け検査を実施しています。
お客様立会い検査
行政、保証機関、社内検査を経て最後にお客様にお立ち会い検査をお願いしております。
外観・内観・設備機器の動作確認などをスタッフと行い、ご納得いただいた上で、お引き渡しとなります。